先週に引き続き、2019年から2020年にかけて行ったオリジナルの「渋谷猫張り子」制作日記から抜粋したものの最終回10回目をご紹介します。
※画像は当時撮影されたのものです。
これまでの制作プロセスはこちら
オリジナル作品の制作プロセス①
オリジナル作品の制作プロセス②
オリジナル作品の制作プロセス③
オリジナル作品の制作プロセス④
オリジナル作品の制作プロセス⑤
オリジナル作品の制作プロセス⑥
オリジナル作品の制作プロセス⑦
オリジナル作品の制作プロセス⑧
オリジナル作品の制作プロセス⑨
放水テスト、右手の外装パーツの取り付けを済ませ、いよいよ作品の完成となる。
作品の艶出しと塗装面の保護のために、ウレタンクリアを何層も吹き重ねて艶を深めていく。
作品背面。渋谷の文字も上手くペイント出来た。
Photo: 田中太郎
アトリエにて、設置作品とマケットの撮影。
大きな方が「子」で、小さい方が「親」という関係になる。
撮影の様子。
いつも撮影をお願いしているフォトグラファーの田中太郎くんにお願いして、アトリエに撮影機材を持ち込んでもらい、撮影を行った。
2020年4月24日、作品の設置を行う。
この日は快晴。sequence MIYASHITA PARK 18階に作品を運び、設備側の配管と接続。問題なく放水することを確認した後に、ステンレスボルトで作品を固定。
作品と台座の接続部分をシリコンのコーキング材で埋め、作品タイトルと作者名を記したプレートを取り付けて作品設置完了となった。
まさかこの後、作品があのような姿に改変されるとはこの時点では想像すらしていなかった。