先週に引き続き、2019年から2020年にかけて行ったオリジナルの「渋谷猫張り子」制作日記から抜粋したものの8回目をご紹介します。
※画像は当時撮影されたのものです。
これまでの制作プロセスはこちら
オリジナル作品の制作プロセス①
オリジナル作品の制作プロセス②
オリジナル作品の制作プロセス③
オリジナル作品の制作プロセス④
オリジナル作品の制作プロセス⑤
オリジナル作品の制作プロセス⑥
オリジナル作品の制作プロセス⑦
これから顔面の塗装に入っていく。
目の位置をレーザーを使って決めていく。プリントアウトした目のパーツを仮置きする。プランニングなどはPCなどデジタルのツールを利用して進めるが、マスキング、塗装などの作業は全てアナログ、手作業で進めていく。
位置の微妙な調整や、マスキングを曲面に密着させる作業などは「勘」と「手の感触」に頼る部分が大きい。
「目の縁の金」をスプレーガンで吹いて、黒色用のマスキングを貼り付けた状態。これから黒色をスプレーガンで吹いていく。
黒色を吹いた状態。スプレーガンなので、周囲も含めてドバッと吹くことになる。
ベースの白色が汚れないように、ビニールを使って養生をする。
マスキングを剥がして、顔が決まってきた状態。表情が入ると作品の雰囲気が一気に変化する。
ボティ前部のループタイなどの塗装も完了。